ServiceNowとInfinidatの統合によりInfiniBoxの可視化が実現
ServiceNow® ITOM VisibilityがInfinidat InfiniBoxストレージシステムと統合されました。InfiniBoxストレージを使うことで、オールフラッシュよりも優れたパフォーマンス、100%の可用性、マルチペタバイトクラスの規模が実現し、さまざまなアプリケーションのワークロードでサービスレベル目標を上回ることができます。また、ServiceNowのITOM Visibilityソリューションによってテクノロジ資産全体の可視性が高まるため、企業は強固なデジタル基盤(CMDB)を確立して、社内のワークフロー全体にわたりデータに基づく意思決定を行うことができます。この統合を通じて、ServiceNowのDiscovery機能が拡張され、InfiniBoxの可視化が可能になります。
InfinidatとServiceNowをご利用のお客様は、ITOM Visibilityの機能であるServiceNow Discoveryを使うことで、InfiniBoxストレージシステムのすべてのコンポーネントを検出し、CMDBに追加できます。InfiniBoxストレージサーバ、InfiniBoxストレージコンポーネント、ホストシステム間の依存関係がDiscoveryによって自動的に確立されるため、InfiniBoxストレージが企業のインフラストラクチャおよびアプリケーションとどのような依存関係にあるかを把握できます。
このような可視性が得られると、幅広いITプロセスを効率化できます。たとえば、リスクを低減しながら効率的に変更を計画する、システム停止の根本原因をAIOpsによって特定する、インシデント/重大なインシデントの影響を把握する、ディザスタリカバリプランの策定を効率化するなど、さまざまなプロセスでメリットがあります。
「この統合によって、InfinidatとServiceNowの共通のお客様にAIOps機能をご利用いただけるようになり、異種混在のインフラストラクチャスタック全体をより適切に認識してプロアクティブに意思決定するための基盤が確立されます」とInfinidatのバイスプレジデントであるErik Kaulbergは述べています。「ServiceNow ITOM VisibilityとInfiniBoxが統合されたことで、お客様はTier 1アプリケーション環境のインフラストラクチャ全体をよりシンプルに管理し、最適化できます」
さらに可視性を高めるために、ServiceNow Service Mappingを使用してサービス認識型のCMDBを構築すれば、ビジネスコンテキストが追加され、InfiniBoxストレージを使用しているサービスを把握できます。
たとえば、ストレージボリュームの変更を計画している場合、その変更がビジネスにどのような影響を与えるかを簡単に把握できるとしたらどうでしょう。それが可能であれば、サービスの停止を避けられるときに変更をスケジュールできるうえ、関係者に通知することもできます。
さらに、InfiniBoxストレージへの移行を計画している場合は、Service Mappingの自動化機能を利用して、どのサービスが既存のストレージシステムを使用しているかを把握し、移行プランの精度を高めることができます。
Infinidatのプレスリリースはこちらでご覧いただけます。
ダウンロード
Infinidatとの統合が含まれた最新のDiscovery and Service Mappingパターンは、ServiceNow Storeからダウンロードできます。ServiceNow Discoveryをすでにご利用のお客様は、最新のDiscovery and Service MappingパターンをServiceNowインスタンスにインストールすれば、InfiniBoxストレージの検出をすぐに開始できます。
Steve Emerson氏について
Steve Emerson氏は、ServiceNowでITオペレーションマネージメントを担当するシニアプリンシパルアウトバウンドプロダクトマネージャーであり、20年間にわたって、企業のデジタルトランスフォーメーションをサポートしてきました。人々が暮らしやすい環境を創る方法を見出すことに情熱を注いでおり、IT、ソリューションコンサルティング、製品管理の分野での実務経験を、あらゆる規模のさまざまな業種の企業に役立てています。