Infinidat、InfuzeOS™ Cloud Editionによりハイブリッドクラウドストレージのデプロイを促進し、InfiniSafe® Cyber Detectionによりサイバーストレージレジリエンスを強化

エンタープライズストレージソリューションのリーディングプロバイダー、インフィニダット（以下、Infinidat）は本日、ハイブリッドクラウドストレージの自動化とエンタープライズサイバーストレージレジリエンスの強化によって、エンタープライズストレージサービスの最新化を進展させる2つの大きな新ソリューションを発表しました。ひとつは、Infinidatのハイブリッドクラウドストレージのデプロイに対するサポートを拡大するInfuzeOS™ Cloud Editionで、もうひとつは企業のプライマリストレージへのサイバー攻撃に対抗する新たなサイバーレジリエンス機能であるInfiniSafe® Cyber Detectionです。

InfinidatのCMO、Eric Herzogは次のように述べています。
「InfuzeOS Cloud Editionの発表によって、Infinidatの比類なきユーザーエクスペリエンスが大きく拡大します。これはハイブリッドクラウドストレージ環境全体における使いやすさ、自律的自動化、強力なエンタープライズデータサービスをカバーします。InfinidatのOSがパブリッククラウドに置かれることで、ハイブリッドクラウドのデプロイのフルサポートを通じて、コアからクラウドに至る一貫したエクスペリエンスを提供できます。また本日は、当社のサイバー攻撃への取り組みを示す、受賞歴のあるサイバーストレージレジリエンス技術InfiniSafeに、サイバーストレージにおける検知機能を付加するInfiniSafe Cyber Detectionも発表しました。これによって、企業のプライマリストレージで包括的なサイバーストレージのレジリエンスとリカバリを可能にするのに不可欠なツールが加わることになります。Infinidatは本日の発表によって、ハイブリッドクラウドストレージの自動化とサイバーストレージの検知機能を提供する、信頼の置けるエンタープライズストレージソリューションプロバイダーとなりました。」

IDCのリサーチVP、Dave Pearson氏は次のように述べています。
「InfinidatがInfuzeOS Cloud EditionでOSをハイブリッドクラウド環境に拡張することで、ディザスタリカバリやバックアップからDevOps、クラウドストレージへのバースト容量まで、ハイブリッドクラウドストレージに適したユースケースを実現します。InfiniSafeの拡張は、企業に高度なサイバーストレージの検出機能と迅速な回復能力をもたらします。Infinidatは、ハイブリッドクラウド、自律的自動化、サイバーストレージレジリエンス、サイバー脅威検出機能など、顧客が期待し必要とする機能を提供するために、ストレージポートフォリオを拡張し続けています。」

ハイブリッドクラウドストレージのデプロイのサポートを拡大
IT管理者は、ハイブリッドクラウドストレージソリューションを活用することで、オンプレミスとパブリッククラウドの両方でストレージサービスを最新化し、モビリティ、サイバーストレージレジリエンス、および運用効率の向上を実現することができます。Infinidatは、包括的なソフトウェアデファインドストレージ機能をパブリッククラウドに置くことで、企業のお客様によるハイブリッドクラウドストレージのデプロイを可能にすると同時に、そのデプロイをサポートします。

Infinidatが開発したインテリジェントな自律的自動化技術により、パブリッククラウドは、オンプレミスにあるInfiniBox®とInfiniBox™ SSA IIからもう1つのInfiniBoxプラットフォームのよう見えることになります。このようなシームレスな統合により、「Best Storage Solution of the Year」を受賞したInfiniBoxとInfiniBox SSA IIプラットフォームがクラウドに拡大され、テクノロジーリーダーとしてのInfinidatの差別化要因となっているクラス最高の自動化、使いやすさ、エンタープライズクラスのデータサービス、サイバーストレージレジリエンスをオンプレミス環境と同じように体験できます。

Gartnerの調査によると、インフラストラクチャおよびオペレーションのリーダーの60%が、2025年までにハイブリッドクラウドストレージのユースケースの少なくとも1つを採用するつもりだと回答しており、その割合は2022年の20%から大きく増加しています。InfuzeOS Cloud Editionのユースケースには以下があげられます。

• ディザスタリカバリと事業継続性
• バックアップ
• テスト、DevOps、アプリケーション統合、PoC（概念実証）
• バーストストレージとストレージティアリング

Amazon Web Services（AWS）は、シングルノードのInfiniBox構成でのInfuzeOS Cloud Editionに対応した最初のパブリッククラウドプラットフォームです。お客様は、自社のAWS環境からフルバージョンのInfuzeOSをデプロイできます。InfuzeOS Cloud Editionのソリューションは、既存のAWS Outposts Ready認定を含むAWS Partner NetworkメンバーとしてのInfinidatの活動を進展させます。

サイバー脅威検知機能を提供
企業のCEOや上層部の間でサイバーセキュリティが最大の関心事の1つとなっているなか、Infinidatではサイバー脅威検知機能を備えたサイバーストレージレジリエンスソリューションInfiniSafeのポートフォリオの強化を最優先に取り組みました。Infinidatは、数少ないプライマリストレージのサイバー脅威検知に対応しているストレージベンダーの1社となりました。サイバー攻撃の脅威が増すなか、Infinidatは企業がデータインフラを狙ったサイバー攻撃に対抗できるよう、より強いサイバーストレージレジリエンスソリューションを提供します。

InfiniSafe Cyber Detectionは、企業のサイバー攻撃への対抗と、迅速な復旧を支援します。また、潜在的な問題を特定するのに必要な、高度にインテリジェントなディープスキャンとインデックス作成機能を提供します。InfiniSafe Cyber Detectionは、プライマリストレージ環境でファイル、アプリケーション、コアストレージインフラストラクチャ（ボリュームなど）、およびデータベースにサイバー脅威の兆候がないか全容調査を実施し、復旧が必要な全てのデータの完全性を保証するものとなっています。

InfiniSafe Cyber Detectionでは、99.5%の精度でサイバー脅威を検知する高度な機械学習モデルを採用しています。これによって、誤検知や検知漏れに対処できるようになり、追加のフォレンジック調査にかかる労力が大きく軽減されます。200以上の検査項目を持ち、コンテンツベースの分析を用いてファイル内部を検査することで、攻撃のかすかな兆候も見逃しません。迅速かつインテリジェントな復旧のために、ポストアタックダッシュボード（フォレンジックレポートを含む）から、最後の既知の安全なデータコピーの詳細を確認できます。

業界からのコメント
Dynamix社の共同社長兼最高技術責任者、Dean Jamison氏：
「Infinidatのハイブリッドクラウドストレージやプライマリストレージのサイバー検知におけるイノベーションは、当社の企業顧客にとって不可欠な新しいソリューションです。ハイブリッドクラウドストレージへの展開が進む中、InfuzeOS Cloud Editionがもたらすオンプレミスのストレージとクラウド間のシームレスな移行は、まさに当社の企業アカウントが必要としているものです。 同時に、サイバー攻撃に関するビジネスコストが1兆ドルに迫る中、InfiniSafe Cyber Detectionが持つ機能は、企業に対するサイバー犯罪の影響を最小限に抑えるために必要なものです。つまりこれら2つの新しいソリューションは、当社顧客のインフラに簡単に組み込むことができる強力な製品ポートフォリオとなります。Infinidatの強い勢いと受賞歴のあるソリューションの継続的なリリースは、Dynamix Groupのようなパートナーに、最も要求の厳しい企業顧客のニーズを満たす適切なテクノロジーを提供します。」

Business Computer SystemsのCEO、Goran Jezic氏：
「本日のInfuzeOS Cloud EditionとInfiniSafe Cyber Detectionの発表により、Infinidatは、ハイブリッドクラウドストレージの統合とサイバーセキュリティという、当社企業顧客の最大の関心事の2つに対応します。Infinidatは企業顧客に大きな技術的価値とビジネス的価値の両方を提供し続けています。InfinidatのInfiniSafe Cyber Detectionは、企業がサイバー攻撃から回復し、回避することを支援し、InfuzeOS Cloud Editionは、シームレスなハイブリッドストレージクラウドのデプロイメントを提供します。Infinidatのリーダーとしての地位は、今日のような発表によってさらに向上しています。」

提供状況
InfuzeOS Cloud Editionは2023年5月末に提供予定です。このハイブリッドクラウドソリューションは、2023年中に、AWS Marketplaceから直接入手可能となる予定です。

InfiniSafe Cyber Detectionは、2023年下半期の提供開始を予定しています。このサイバー脅威検知ソリューションは、InfiniBoxプラットフォームおよびInfiniBox SSAプラットフォームで提供します。

詳細情報
詳細については、6月14日（米国時間）に開催するウェビナー「究極のサイバーストレージレジリエンスとシームレスなハイブリッドクラウドストレージ」でご紹介します。こちらのリンクからお申し込みください。

発表製品に関する詳細は、以下のブログ記事をご覧ください。

• Infinidat's Horizon Reaches to the Cloud with InfuzeOS Cloud Edition （Bill Basinas）
• Taking Cyber Storage Resilience to the Next Level with InfiniSafe Cyber Detection （Guy Kariv）

両製品のデータシート：InfuzeOS Cloud Edition、InfiniSafe Cyber Detection

Infinidatについて
Infinidatは、エンタープライズやサービスプロバイダーに、データ駆動型の大規模ストレージを提供しています。Infinidatのソフトウェアディファインド・ストレージアーキテクチャは、マイクロ秒のレイテンシ、100%の可用性およびスケーラビリティを、競合ストレージと比べ大幅にTCOを抑えて提供しています。製品ポートフォリオは、受賞歴のあるプライマリ/セカンダリストレージ向けのエンタープライズストレージソリューションを取り揃えています。イスラエルのヘルズリヤに本社を構え、米国本社はマサチューセッツ州ウォルサムにあります。詳細はwww.infinidat.com をご参照ください。

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