Press Release

Infinidat、Kasten by Veeamとの強固な連携によりコンテナワークロードのバックアップに対応、さらにVeeam Data Platform v12認定取得を発表

Waltham, Mass.
|
4月 12, 2023

エンタープライズストレージソリューションのリーディングプロバイダー、インフィニダット(以下、Infinidat)は本日、先進的データ保護のリーダーであるVeeam®、ならびにKubernetesのバックアップ、ディザスタリカバリ、モビリティを実現するマーケットリーダーであるKasten by Veeamとの戦略的連携を強化すると発表しました。InfinidatのInfiniBox®およびInfiniGuard®ソリューションはKasten K10 Kubernetesデータバックアッププラットフォームと連携し、コンテナワークロードへの対応を実現しました。加えて、InfiniGuardはVeeam Backup & Replication v12を基盤とする新しいVeeam Data Platformとも連携しました。InfinidatはVeeamの製品ポートフォリオとの強固な連携により、Veeamの大規模なエンドツーエンドのバックアップソリューションに最適なエンタープライズストレージとなります。

Infinidatのストラテジー&アライアンス担当バイスプレジデントであるエリック・コールバーグ(Erik Kaulberg)は次のように述べています。
「InfinidatとVeeamは密接な協業を通じて、企業のお客様やチャネルパートナーに価値提供しています。Kasten by Veeamとの連携によりコンテナワークロードに対応したInfinidatは、コンテナ利用が進むエンタープライズ市場で注目を集めており、この組み合わせによって、お客様は安心して大規模な本番環境でのコンテナ利用へと移行できるようになりました。またInfiniGuardが新たに「Veeam Integrated」認定を取得し、既存の認定と併せ、Veeamとの関係はさらに強化されました。つまり、Infinidat製品はVeeam環境に組み合わせるソリューションとして最適なものとなっています。」

今回の発表内容は次のとおりです。

  • InfinidatソリューションとKasten K10 Kubernetes Backupの連携:InfiniBoxおよびInfiniGuardは、Kasten K10 Kubernetesバックアップソフトウェアを使用して、ソースおよびターゲットデバイスとしての動作を検証済みであるため、包括的なエンタープライズクラスのKubernetesデータ保護を大規模展開できます。このように製品ポートフォリオを連携するアプローチで、InfinidatはKubernetesへの対応を強化し、企業の注目を集めています。Kasten K10を導入することにより、企業のチームはシンプルで拡張性の高い、安全なシステムを使用してKubernetesアプリケーションのバックアップ/リストア、ディザスタリカバリ、モビリティを実現できます。
  • InfiniGuardがVeeam Backup & Replication v12向け「Veeam Integrated」認定を取得この新たな認定取得により、Veeamコンソールから直接InfiniGuardを重複排除ストレージアプライアンスとして選択できるようになりました。以前からInfinidatソリューションは使用できましたが、これまで手動で行っていたInfiniGuardの設定が自動化されました。このレベルの認定はごく少数の限られたVeeamパートナーしか取得しておらず、Infinidatはその1社となりました。
  • InfinidatのVeeam認定取得数が増加:InfiniGuardで新たに「Veeam Integrated」ステータスを取得したInfinidatは、Veeam認定取得数をこれまでの2つから増やし、データ保護の分野で勢いを増しています。InfiniGuardは昨年「Veeam Ready」検証を経て、Veeamユーザーにとって強力かつ高性能なリポジトリとして認められました。InfiniBoxはそれ以前に「Veeam Integrated」認定を取得しており、VeeamでInfiniBoxのスナップショットをとり、そのスナップショットからバックアップを作成できます。これは極めて重要なバックアップ機能であり、本番環境システムをバックアップ操作の影響から解放し、エンドユーザーのパフォーマンスへのインパクトを最小限に抑えることができます。

企業におけるコンテナの大規模展開をサポート
Kubernetesは、開発者がコンテナ化したアプリケーションを簡単に管理できるようにするオーケストレーションツールです。アプリケーションをコンテナという隔離されたユーザー空間で実行し、一種の仮想化を実現します。モノリスからマイクロサービスへ移行する企業が増えるなか、コンテナ技術の利用は拡大しています。

Cloud Native Computing Foundationの「Cloud Native Survey 2022」によると、44%の組織はすでにほぼすべてのアプリケーションやビジネスセグメントでコンテナを使用しており、35%は少なくとも数種類の本番環境アプリケーションでコンテナを使用しています。今後12カ月で83%の組織がコンテナを使用する見込みであり、コンテナバックアップ市場は急成長するとされています。

InfinidatはKasten by Veeamと連携し、お客様があらゆるKubernetes環境でInfinidatのストレージを簡単に大規模活用できるようにしました。InfiniBoxエンタープライズクラスプライマリストレージとInfiniGuardセカンダリストレージを組み合わせれば、ステートフルなアプリケーションのワークロードについて信頼性と拡張性に優れた、高パフォーマンスストレージが構築できます。InfiniGuardは高効率なセカンダリストレージ専用のバックアップ/リカバリソリューションであり、リカバリ速度を犠牲にすることなく、極めて高度なデータ削減、高速バックアップ、高可用性を実現します。

パートナー各社からのコメント

Kasten by Veeamのプロダクトマーケティング担当バイスプレジデントであるトム・ライデン(Tom Leyden)氏は次のように述べています。
「世界中の組織が直面している大きな課題は、あらゆる環境のデータを安全に保護することです。この課題を解決するために、InfinidatはVeeamおよびKasten by Veeamと連携し、極めて革新的な最高水準の先進的データ保護ソリューションを提供しています。この3社の協力により、企業は強力な、信頼性の高いソリューションで事業の継続性を確保できます。」

VDC BlackSunの社長兼CEOであるコール・トンプソン(M. Cole Thompson)氏は次のように述べています。
「Virtual Data Corp.(VDC)は、高品質な最新のエンタープライズ向けパブリック/プライベートクラウドソリューションやクラウドバックアップ、マネージドコロケーション、ディザスタリカバリプランニングといったITサービスを中小規模企業に提供しています。このため、最高水準のエンタープライズ向けソリューションを提供してくれるパートナーが不可欠です。Infinidat、Veeam、Kasten by Veeamと協業することにより、お客様に画期的なエンタープライズ向けの先進的データ保護やサイバーストレージレジリエンスのソリューションを提供できます。InfinidatとVeeamは、お客様のプライマリ、セカンダリ、およびバックアップデータの可用性や信頼性、セキュリティを常時確保するために必要な機能を提供してくれます。」

Mark III Systemsのプレジデントであるスタン・ビソツキ(Stan Wysocki)氏は次のように述べています。
「現在、企業が求めているのは最高水準の先進的データ保護とサイバーストレージレジリエンスです。InfinidatのソリューションとVeeamおよびKasten by Veeamを組み合わせれば、お客様の仮想化環境やコンテナ環境でこのデータ保護とサイバーレジリエンスのニーズを満たす、優れたソリューションを提供できます。Infinidatのサイバーストレージレジリエンス保証も付くInfinidatとVeeamの組み合わせは、最先端のソリューションです。」

Infinidatについて
Infinidatは、エンタープライズやサービスプロバイダーに、データ駆動型の大規模ストレージを提供しています。Infinidatのソフトウェアディファインド・ストレージアーキテクチャは、マイクロ秒のレイテンシ、100%の可用性およびスケーラビリティを、競合ストレージと比べ大幅にTCOを抑えて提供しています。製品ポートフォリオは、受賞歴のあるプライマリ/セカンダリストレージ向けのエンタープライズストレージソリューションを取り揃えています。イスラエルのヘルズリヤに本社を構え、米国本社はマサチューセッツ州ウォルサムにあります。詳細はwww.infinidat.com をご参照ください。

 

<読者お問い合わせ先>
メール: [email protected]
電話:03-4243-6343

<この件に関する報道関係者お問い合わせ先>
Infinidat Japan 広報事務局(株式会社トークス内)
担当:坂本、松村
メール: [email protected]
電話:03-3261-7715(代)