Infinidat Blog

サイバー攻撃対策、データバックアップだけで大丈夫?

Cybersecurity Venturesのレポートによると、企業に対するランサムウェア攻撃は14秒に1度発生しています。さらに、企業のITインフラストラクチャに侵入するランサムウェアを検知するのは極めて難しく、被害を受けた後で気付くことも珍しくありません。 これまでサイバー攻撃への主な対策はデータバックアップでしたが、現在では、バックアップデータや、バックアップソリューションが実装されているインフラストラクチャへの攻撃が増加しています。もはやデータバックアップだけの攻撃対策では不十分です。

企業やマネージドサービスプロバイダーには、サイバー攻撃からデータを確実に保護できる、より優れた手段が必要です。リスクはかつてないほど高まっています。「2021 SonicWall Cyber Threat Report」によると、2019年以降、ランサムウェア攻撃の発生件数が北米では158%、全世界では62%増加しています。特にテレワークの社員が増えたことから、この1年で攻撃対象領域が拡大しました。

規模を問わず、ランサムウェア攻撃を受けた多くの企業が突然の業務停止を余儀なくされ、業務再開と引きかえに、やむなく多額の身代金の支払いに応じています。ランサムウェアにデータが人質に取られると、データのバックアップコピーを破壊されたり、認証情報が盗まれたり、あるいは機密情報が持ち出されるなど、重大な問題につながる可能性があります。

Infinidatは、現在、こうした課題に直面している企業を支援します。ランサムウェアに対抗するため、弊社のエンタープライズ向けInfiniGuard®アプライアンスに、世界最速のデータリカバリ機能を導入しました。

ご提供する価値は、「シンプルでありながらパワフル」。InfiniGuardの高度なサイバーリカバリ機能により、バックアップ環境全体を透過的に保護します。改竄防止機能を備えたスナップショットと瞬時のリカバリで、お客様が定義したポリシーに従い、過去の任意の時点に復旧できます。

InfiniGuardプラットフォームには、新機能として、データ保護に貢献する優れたリカバリ機能が導入されています。InfiniGuardをご利用いただくことで、2021年以降にきわめて重要になる、データバックアップの新たな防御策を確立できます。 では、InfiniGuardは、企業のバックアップ環境やビジネス活動の源泉であるデータをどのように保護するのでしょうか。

バックアップ環境全体の保護は、今やあらゆる企業のサイバーディフェンス戦略に欠かせない要素です。

InfiniGuardのサイバーリカバリは、透過的な保護機能によりバックアップソリューション自体を保護します。これは、ランサムウェアをはじめとするサイバー脅威に対抗する新世代のアプローチです。InfiniGuardは、WORM(write once read many)技術を使用した改竄防止機能を備えたスナップショットを作成するため、データのコピーが削除、暗号化、変更されることがありません。

Infinidatのサイバーリカバリソリューションでは、ポリシーベースのポイントインタイムリカバリ(PITR)機能を利用して、データの一貫性や整合性を失うことなく、過去の任意の時点の状態まで瞬時にリカバリすることもできます。また、InfiniGuardは使いやすい隔離されたテスト環境も提供します。

バックアップ環境全体の保護は、今やあらゆる企業のサイバーディフェンス戦略に欠かせない要素です。実績あるInfiniGuardプラットフォームに搭載された最新の革新的なサイバーリカバリ機能があれば、有害なサイバー攻撃から会社を保護し、反撃、復旧するための新しい、より効果的な戦略を実現できます。

詳しくはこちらをご覧ください。

アバウト Robert Cancilla

Robert Cancillaは、Infinidatの事業開発およびグローバルアライアンスのEVPです。